シニアクレディッター試験に合格したい!
でも、試験範囲が広すぎてどう勉強したらよいか分からない!
検索しても過去問や解答が無いからどう勉強すればいいかわからない!
こんな人のための記事です。
シニアクレディッター試験は
- ネットで検索しても過去問が出てこない
- 分厚いテキストが3冊もあって範囲が膨大
ということもあり、どうやって勉強して良いか途方にくれますよね。
でも、そんなシニアクレディッター試験も、効率的、かつ合格にも結び付きやすい勉強方法があります。
この記事では
クレジットカード会社勤務の私(クレディッター、シニアクレディッター、貸金業務取扱主任者資格取得済み)が、シニアクレディッター合格に向けた効率的な勉強方法を解説していきます。
「シニアクレディッター試験」過去問を使った効率的な勉強方法を解説!
結論として、シニアクレディッター合格に向けた効率的な勉強方法は
- 「過去問」から試験の「問題構成を把握」する
- 過去問で出る範囲のテキストを読み込み、関連問題に対応する
となります。
シニアクレディッター試験は、試験範囲はテキスト3冊分と膨大ですが、実は出題範囲や出題傾向は毎年ほぼ同じです。
そのため、出題範囲を正しく理解し、重点的に勉強することで効率的に試験合格を目指せます。
順番に解説していきます。
シニアクレディッターの過去問はどこにあるのか?
- ネットで検索しても、シニアクレディッターの過去問は出てこない
- お申し込み完了のお知らせメール内に、過去2年分の過去問が添付されている
コロナの影響を付け、シニアクレディッターCBT試験が採用されました。
CBT試験はネットから申し込みを行いますが、
申し込み完了後に日本クレジット協会から配信される「お申込み完了のお知らせ」メール内に、直近2年分の過去問が添付されるようになりました。
申し込み後、メールを確認し過去問をゲットしましょう!
たかが「申し込み完了のお知らせ」とスルーせずに、しっかりと確認しましょう!
ただし、添付されるのは過去問のみで「解答」はありません。
解答はありませんが、テキストの該当箇所を参照することで内容はわかりますので問題ありません。
シニアクレディッター過去問から、試験の「問題構成を把握」する
2年分の過去問をゲットしたら、次は試験の問題構成を把握していきます。
シニアクレディッター試験は、試験範囲はテキスト3冊分と膨大ですが、実は出題範囲や出題傾向は毎年ほぼ同じです。
2年分の問題を大問ごとに並べてみることで、出題範囲や傾向が同じことが見てとれます。
例えば、
「問1」で出題されるのは、
問1:消費者信用市場(出典:一般財団法人クレジット協会)に関するもの
となり、問われる内容としては、統計がある直近での
- クレジットショッピングの「合計金額」、「前年比」
- ショッピングクレジット「合計金額」と「前年比」
- クレジットカード「発行枚数」と「前年比」
…であることがわかります。
つまり、この6つの数値を覚えておけば確実に正答できます。
更に「問2」では
「クレジット業界の取り組み」に関するもの
…が出題されており、問題を読み込むことで
「消費者信用団体懇談会」が毎年11月を「消費者信用関係団体共同キャンペーン」と定め…のあたりが出題されて、どこかが間違ってることが多いんだな…
…みたいなことが分かります。
闇雲に勉強するのではなく、まずは過去問から出題傾向を把握し、出題範囲のみを重点的に学習することが重要です。
過去問で出る範囲のテキストを読み込み、関連問題に対応する
ただし、すべての問題が毎年同じ出題ではないので、その点は注意が必要です。
直近の試験を受けた感じでは、例えば「銀行保証」の範囲は出たりでなかったりがあるようなのですが、シニアクレディッターは80点取れれば合格なので、すべての範囲を網羅しようとするよりは、確実に出題される範囲を完璧にしておくことで、合格に近づくことができます。
また、範囲が分かっていても「特定商取引法」などは、7つの販売形態と、その留意事項が複雑です。
この辺りは、割り切って暗記を頑張りましょう。
良く出題される傾向自体は過去問から分かるので、類題回答できるように勉強しましょう
テキストを完全読破は必要なし!効率的に学習して合格をめざそう!
事前情報が少なく、不安になりがちなシニアクレディッター試験ですが、出題傾向は毎年ほぼ同じなため、出題範囲を効率的に勉強することで試験に対する不安を減らしながら学習することができます。
一通り学習を行ったら、あとは過去問を何度も解いて正答率を上げていきましょう!
傾向がつかめていると大体見たことのある問題なので、短時間で試験終了してしまい、逆に不安になるかもしれません。
この学習方法では、1~2週間あれば対策できると思いますので、合格に向けて頑張ってください!
シニアクレディッターの次は「貸金業務取扱主任者試験」も効率的に合格したい方へ
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