廃止が決定したことでメリットが出てきた「ジュニアNISA」
子供の証券口座開設し、あとは税務署の審査が終われば取引ができる状態になりました。
思いのほか申込みから利用開始まで時間が必要だったので、かかる期間と、注意点について解説します。
ジュニアNISA申し込み~取引開始までの時系列
ジュニアNISAの申込に関する手続きと時系列は
年月 | 状況 |
---|---|
2020/07/09 | 子供用メールアドレス作成 |
2020/07/16 | 楽天証券にオンラインで口座開設申し込み |
2020/07/21 | 未成年口座総合取引口座 開設書類が届く |
2020/07/22 | 必要書類を記入して楽天証券へ郵送 |
2020/07/31 | 銀行口座申し込み |
2020/08/06 | 楽天証券から書類受領の連絡(メール) |
2020/08/08 | 楽天証券で申込受領→税務署審査へ |
2020/08/11 | 楽天証券からログイン情報等が届く |
2020/08/14 | ジュニアNISA口座開設届出書受付メールが届く |
残 | 税務署審査(2020/08/28頃終了予定) |
最初ちょっと迷った期間と、住民票などの書類送付で少々ロスがありましたが、なんだかんだで申し込みから1か月半ほどで口座開設までできる予定になります。
申込が増えている影響もあるかもしれませんが、意外に時間かかりますね…
後は税務所の審査が1〜2週間かかるので、8月中には開設完了できそうです。
注意点1:必要書類送付の時間ロスを防ぐ
未成年総合取引口座開設には、住民票の写し(場合によっては戸籍謄本)が必要になります。
この書類送付に時間がかかると必然的に口座開設までの時間も伸びますので事前に準備しておくことをおススメします。
マイナンバーカードを使えば、コンビニなどで簡単に住民票を発行することができますので、まだマイナンバーカードをお持ちでない方は早めに作りましょう。
ちなみに、マイナンバーカードの作成も、役所に受け取りに行ったりと時間がかかります。
ちなみに、子供と別居している場合は戸籍謄本が必要になります。
本籍地の戸籍謄本の発行は、事前に利用登録申請が必要で、かつ数日かかるのでご注意ください。(試しに利用申請してみたら数日かかりました)
注意点2:子供のメールアドレスの登録
口座開設にあたり、子供のメールアドレスが必要になります。
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結論親が決めてしまって問題ないので、gmailなどで事前に取得してしまいましょう。
注意点3:子供の銀行口座の開設
証券口座への入金は本人と同じ名前の口座が必要になりますので、事前に銀行口座も開設しましょう。
すでにある場合は問題ないと思いますが、楽天グループで統一したい場合などはこちらも時間がかかりますのでご注意ください
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その他注意点:ジュニアNISAの新規口座開設は2023年まで
廃止が決まったジュニアNISAはの口座開設は2023年までとなります。
とはいえ、運用期間は長い方が良いため、すでにお子さんがいらっしゃる場合は、早め早めの口座開設、運用開始をお勧めします。
思い立ったが吉日!
口座開設には思ったよりも時間がかかりますので、口座開設しようか悩んでいる親御さんは、早めに準備を進めてください!
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